さかさま不動産で8軒目のマッチングが生まれました。

成約したのは、名古屋市の大門横丁にて、みんなの居場所になる「駄菓子屋」を目指すグラフィックデザイナーさん。

大門横丁とは、50m程ある築75年の木造長屋。
所有者不明土地&空き家化が進む横丁を「なんとかしたい!」と地図を片手に持ち主調査から開始。

その執念も展開も運命的で鳥肌が…。

お話を聞くうちに段々と家が擬人化されてきて、頭の中には大好きな絵本「ちいさいおうち」が浮かびました。

おうちさん(仮)が「気付いて!!」と長年願い続け、その想いにグラフィックデザイナーがインスパイアされたのかな…みたいな。
巡りあわせについては、こちらをご覧ください。
https://sakasama-fudosan.com/information/

また今朝の朝日新聞でも、実際どんな案件が動いたか紹介頂いています。

さかさま不動産開始から1年ちょっと。

支えて頂いてい入る方々への感謝と事象報告を、9/23(不動産の日)に行う予定です。
詳細決まりましたらご連絡いたします。

▼朝日新聞:物件探しじゃなくて借り主捜し 夢追うさかさま不動産
https://www.asahi.com/articles/ASP8P76G6P8NONFB00R.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

【いきもの好きクリエイター。ついに微生物まで】

いきものの魅力を表現するいきものクッキー専門店kurimaroさん。
今度は「微生物はヒーロー」と捉える研究者 本多了准教授と共に微生物クッキーを開発。

初回の打ち合わせから、微生物の個性を擬人化して盛り上がるkurimaroさんと了くんの会話がツボでした。

個人的には「ごみや汚れた水からエネルギーをつくる部隊」の「ロドシュードモナス」と、「水をきれいにする部隊」の「アナモックス」のパワーがカッコよくてお気に入り。

本多 了准教授による、微生物紹介もぜひご覧ください。

COVID-19流行でミクロの世界との関わり方を考えざるを得ない今。
微生物に対して悪い印象を持ちがちですが、人の体内整備や、環境保全、エネルギー循環など、私たちが恩恵を受けている微生物もたくさん存在します。

持続可能な社会のために重要性が拡大する微生物研究。

キャッチーでポップなクッキーを通して、暮らしを支えてくれている微生物たちの存在を知る機会になれば。

そんな軸で実現したコラボです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000085026.html

PRと恋愛

デザイン経営を進めるクリエイティブカンパニー「ロフトワーク」による企業研修。そのひと枠で「伝わる環境をつくるPR」についてお話させていただきました。

PRって幅広すぎて、ベターな切り口を考え続けるなか、最近は恋愛に例えているのですが、皆さん腑に落ちてくださるのが視えてきた!!
やったー!!!

本日も質問が意見に発展し、予定時間を大オーバーする盛り上がりでした。
やった、やったー!!!

出た質問はこんな感じ。
・TO B企業のPRの考え方は?
・存在意義の設定の仕方
・社内向けPRについて
・コスト  などなど

参考:ロフトワークさんのデザイン経営については、こちらでダウンロードできます。
https://loftwork.com/jp/news/2020/03/05_design-driven-management_report?fbclid=IwAR1wKAJ1iryXdbtUIXwaXBeWwb7h7t-xJM-DtRXkdqYM4f–T4SN8SflsgU

【新聞記者の目線は??取材の裏側をヒアリング】

本日、中日新聞の一面に、名古屋仏壇「テアワセプロジェクト」の記事が掲載されました。
PR講座内で決まった取材だからこそ、新聞記者の目線をヒアリングが大事。
記事化のポイントなど、流れと合わせてご参照下さい。

▼テアワセプロジェクトについて
・伝統工芸品「名古屋仏壇」は11の工程に専門の職人がいる
・生活様式の変化により仏壇需要が激減
・大黒屋さんは技術継承のため、デザイナーさんと共に仏壇技術を活用した「テアワセプロジェクト」を開始
・仏壇技術を詰め込んだ商品として「ボトルストッパー」を販売

▼参考:ローカルPR講座とは
・月1で開催中
・参加者が自分で作成したプレスリリースを披露する
・講師とゲスト(メディア)が切り口をアドバイスする

▼取材が決まった流れ
①PR講座内で大黒屋さんがテアワセPJのプレスリリースを披露
②ゲスト(TVディレクターと中日新聞記者)がロックオン
③その場で中日新聞の取材決定
④予定していた名古屋仏壇職人ツアーに記者さんもナンパ
⑤後日改めて取材へ

▼記者さんの心の声
〇プレスリリースを見た時
・社会課題がしっかりしている(生活変容や伝統工芸の危機)
・知らなかった業界の話が興味深い
・仏壇の技術の凄さを初めて知った
・ということは一般的に知られていない(仏壇は身近なのに)
・知らせなきゃと思った
・課題を解決しようとしている取り組みであること(ビジネス紹介ではない)
・解決のアプローチが「ボトルストッパー」というキャッチーさ
・同様の過去記事がないかチェック(記者の仕事はニュース性)

〇仏壇ツアーに参加した時
・実際に現場を見たことで切り口が視えてきた
・描写や商品にリアリティが増した
・ここまで案内してもらったら書かないと(プレッシャー)
・純粋に面白かった

業界の人には当たり前。でも実はそれがニュース!!というケースはよくある。
PRのネタは現場にありです。

ヒアリングしていて毎回学びのあるメディアの視点。

リアルにPRを実装しているPRカレッジメンバーには、連載に広げるコツなどなど、細かくお伝えします。一緒に学びましょう。


名古屋仏壇を物語で伝えてくれたロマンある素敵記事。
刀剣好きな方にもおすすめです。
本日の中日新聞夕刊をぜひぜご入手くださいませ。
https://www.chunichi.co.jp/article/311149