津波の影響を受けた鳥羽浦村のカキ

津波の影響を受けた鳥羽浦村のカキ。
廃棄漁具を海洋プラアーティストが新たな価値に変換するなど、関わる人たちが各自のフィールドで動き始めています。

今週また新たな動きがありましたので記事に追記しました。

【新聞を持って浦村へ】
朝日新聞の切り抜きを持った方が浦村を訪れ、記事に載っている漁師さんがどこにいるのか何人かに聞きながら、「落ちないカキ」を買いに来てくれたそう。
「浦村にカキはある」ことを漁師さんの想いが伝わるように書かれた記事だからこそのお話だなと感じました。

【落ちないカキがクッキーに】
桑名のクッキーアートデザイナーkurimaroさんが落ちないカキをクッキーにしてくれました。
「浦村にカキはある」ことを知ってもらうきっかけを桑名でも作れたら!ということで、現地の漁師から頂いた「焼き牡蠣小屋マップ」を添え、明日から店舗に数量限定で並ぶ予定です。


写真は落ちないカキの筏。
船が着けられない状態のため、ここでカキをあげて、ボロボロになった筏を渡りながら船に乗せているとのこと。

浦村にはまだ美味しいカキありますよー!!

関係性の中で派生している連携についてはこちらの記事をご覧ください。どんなことが起きているのか随時追記出来たらいいな。

記事:鳥羽浦村の有事に機能した共同体。ちっぽけな私から視えたほんの一部を伝えたいと思った。
https://otonamie.jp/?p=82172


落ちない牡蠣

トンガ海底火山による津波の影響を受けた鳥羽浦村の牡蠣。
ニュースで報じられて現地の被害状況は伝わってきたけれど、勘違いしてはいけないのは「浦村の牡蠣」がなくなったわけではないということ。

1/17に丘漁師組合水谷のfacebookから、養殖牡蠣イカダから落ちなかった牡蠣の状況を発信し、多くの皆様にご注文と応援シェア頂きました。

皆さま丘漁師マインドで動いて下さりありがとうございました。

浦村で牡蠣は食べられる。

そのことを伝えたくて動いた流れでしたが、メディア側にいる新聞記者さんも同じような葛藤をいだいていたようです。

今回、「落ちない牡蠣」を記事化してくれた記者さんの個人投稿も添えます。


(以下記者の投稿↓)
”カキ養殖が盛んな三重県鳥羽市浦村が、潮位上昇による被害を受けました。
こんなことがあると、メディアは飛びつきます。「いかだは何台流されたんですか?」「今年のカキ出荷に影響は?」――などなど。
基本的にメディアとしては、流されたいかだの台数が多いほうが「価値」がある。落ちたカキが多いほうが「価値」がある。今年の出荷できないほうが「価値」がある。
価値・・・。うんざりですね。笑
ありのままを伝えることはもちろん大事。でも、それってそこに住む人にとって本当に必要なニュースなのか。被害を変にあおってないか。誰にとって幸せなニュースなのか。
メディア側の人間ではありますが、こんなことを考えながら取材しました。浦村にカキはあります。もっとポジティブなことを「ニュース」として捉える文化が、メディアのなかでも増えて欲しいな”

記事:https://www.asahi.com/articles/ASQ1N6VR8Q1MONFB00R.html?iref=pc_ss_date_article

「いま自分が出来ることは何だろう」

トンガ海底火山による津波の影響で、被害を受けた三重県鳥羽市の牡蠣。
情報がスピーディに共有されたことで、多業種の連携プレーが起きています。

丘漁師組合、海洋プラゴミアーティスト、観光商社etc…
それぞれのフィールドで起こす小さなアクションでした。

(ほんの一部ですが)まずは私から視えている動きを纏めました。

記事:鳥羽浦村の有事に機能した共同体。ちっぽけな私から視えたほんの一部を伝えたいと思った。
https://otonamie.jp/?p=82172

特に私は、社会との関係性づくりを行うパブリックリレーションズ(PR)が本業。
組織があらゆるステークホルダーと相互理解をすすめる重要性を再認識しました。

そして連携先であるマスメディア各社の方々が抱える葛藤と想いも切実に感じる機会にもなり、情報の繋ぎ方への反省も多かった。
(象徴的だったのは、記事内にも入れた朝日新聞 大瀧記者のコメント)

現地の方々、大変な状況下で関わらせて頂きありがとうございます(今日は雨も降っているから復旧作業が大変だろうな。。)

皆様、鳥羽浦村の美味しいカキはあります。

今一番美味しいシーズン!!
ぜひ浦村のカキ召し上がってください。

【経営構造を変えるPR】

税理士さんと招いて、パブリックリレーションズ(PR)の効果についてクロストークします。
ゆるっとご参加ください。
https://pr202201.peatix.com/

▼参考までに
社会インフラになりつつあるメルカリのPR事例。
PRとはなにか?具体的にどう取り組んできたのか?がわかりやすく纏まっています。
https://mercan.mercari.com/articles/32168/

【ミリヨウギョを使った歌行燈×丘漁師組合】

創業144年の歌行燈で「実は美味しい食材」天丼がスタートしました。歌行燈天丼ファンとしては、はぁぁん♡でした。(甘辛のタレによく合う)

昨夏に丘漁師組合による”海の課題発信”に反応してくれた横井社長。
「未利用魚」をテーマに、海へ行き、漁師さんと連携しながらメニュー化が進んでいきました。

国内外に展開する歌行燈さんとしては、未知の食材を仕入れることも、海ファーストの二転三転も初挑戦。

社長自らプレスリリースにも挑戦いただきました。

素敵!!!

ぜひぜひ天丼の奥行までお楽しみくださいませ♪
(歌行燈桑名駅前店・大山田店・四日市ときわ店・名張店・鈴鹿店の5店舗でなくなり次第終了)

▼On-Coからのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/288081
▼歌行燈からのプレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/288267

※プレスリリースの作り方・活かし方は、ローカルPRカレッジにてお伝え中です♡