最近、目からウロコと云われつつあるローカル特化PR。

「あなたの知ってるPRって、トラをネコと言ってるようなもの」をテーマに、毎月、今こそ求められるPRの面白みと可能性を探っていきます。

今回のゲストは、尊敬してやまないクリエイティブディレクターの大先輩。
いつも本質を捉えているお二人が、PRをどう語ってくださるのかとても楽しみなのです。

ご参加の皆さまと一緒に考え、アクションに繋がるきっかけとなれば嬉しく思います。
https://oncopr.peatix.com/

「PRで大事なのは情報発信前後」という講座をさせて頂きました。

事前にたくさん質問を頂いていたため、質問タイムを設けたのですが、あららのシーンで焦りました。

が、後から「目からウロコだった」「自分が思っていたPRがいかに一部だったか気付いた」「今まで受け身だった」「今聞けて有難かった」などの声。
そしてすぐにPRの視点を仕事に組み込み、アクションされた方の報告も頂けて、もう、めちゃくちゃ嬉しかったです。

これまで自分がやってきた”関わる人の活動を加速させる”ローカル特化のパブリックリレーションズ(PR)
これを言語化する試行錯誤を昨年から続けています。

少しずつPRが一方的な情報発信ではないというマインドセットと、本質は価値づくりと関係性づくりということをご理解頂ける場が増えてきたのが励みになっています。

今回、お声掛け頂いたのはこもガクさんで、参加者は主に伝統工芸や伝統産業の事業者さん。オンライン・オフラインのハイブリッド型での開催でした。

7/28夜は大好きな坂本大祐さんと稲波伸行さんと共に、PRの面白みを語るイベントを開催します。

PRの軸はパーパス

最近よく問われるようになった「パーパス」。
パーパスとは「存在意義」です。
志、軸、ミッション、ビジョン、大義みたいに使われることもあります。

パブリックリレーションズ(PR)は、パーパスを起点に展開し、全ての商品やサービスはパーパスを体現するものと捉えています。

情報発信をする際も、その一貫した繋がりを魅せる努力をしています(特にプレスリリースはわかりやすい)

改めてクライアントさんに話したところ「パーパス!呪文みたいで好き!」って言われました(笑)

その反応に (,,• •,,)キュン♡

パーパスがもっと浸透するように、呪文みたいに言い続けます!

因みに、昨日の日経新聞にも、全ての経営者に「問われるパーパス」という記事が載っていました。

ここが好き。

~転載~

”年間の純利益が初めて1兆円を超えたソニーグループ。
吉田憲一郎会長兼社長が就任して3年での成果と強調したのは、業績ではなく「ソニーのパーパスを定着させたこと」だった”
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73558930U1A700C2TB0000/?fbclid=IwAR19-jke9WyhJg2yOe0NQcqvocZTRJLkUEGjwMAm7LiAY0Mt6BhIeq6MoDw

【大切にしている価値観を商品でどう伝えるか】

15店舗の個性豊かなかき氷が揃う「桑名かき氷街道2021」

もともとかき氷で人気のお店にて、”一度にひとりで2杯3杯食べるお客さんもいる”ことから、満腹にならないかき氷は梯子ができる!エリアを愉しめる!というのが、着想のきっかけのひとつになったそう。

個人的に「一度にそんな食べる人いるの?!」と思った矢先に、独りライフを満喫する友人から、山盛りかき氷を2個並べたドヤ写真が送られてきたものだから、リアリティ増しました。


On-coでは、このかき氷街道にむけ、出店企業さんと中心エリアの企業さん方に、ローカルパブリックリレーションズ研修を数回開催させていただきました。

出店するだけではなく、各店の「存在意義」を見直し、その「価値」と発表する商品(かき氷)がどう繋がっているのか。またそこにどんな物語性があるのか。
そんなお話をさせていただきました。

最後はプレスリリースに纏めてもらうという宿題付きだったのですが、悩みながらも9企業の方が持ち寄ってくださり、それをもとにPRからは主に社会性面で、企画からはお客さんとの関わりしろ面で、切り口を探るということができました。

なにより、エリア内の方々で、各店どんな価値観を持っているのかを共有できる機会を頂けたのがよかったなと感じています。


ということで、快晴で始まったかき氷街道。
何個はしごできるか。この夏に制覇を目指してぜひお楽しみくださいませ。


関係を深める為にあの手この手を使うPRは恋愛みたい

PRスクールに参加くださったメディア関係者さんが、PRの考え方とエキュメニズム(教派を超えた結束を目指すこと)を絡めた記事を書いてくれました。

「本当に伝えたければ、言いっぱなしではなく、関係性の構築が最優先」

特に嬉しかったのは、その会にて、SNSなどで一方的に情報を発信していた姿勢を、本来のPR的姿勢に大きく転換したいと提案してくださったということ。

自分をもっと知ってほしい。
相手をもっと知りたい。
どんな風に連絡すべきか、どんな機会を活用するか。

大切にしている価値観に触れるために、方途を尽くすPR(パブリックリレーションズ)は、恋愛みたいだわと思っています。
(逆に最近、PR対象者と結婚した友人に、その境目について根掘り葉掘りしました)