今年の夏もいっぱいアルプスに登ったので最後にやらないといけないと決めていた八ヶ岳縦走に挑戦。
その為にいろいろ準備をしてこの日を迎えることに。
スタート前に衣装に着替えたらあれ?靴下を忘れた。
今回は距離も長いしちゃんとトレランシューズで挑むつもりでしたが・・・
仕方ないので裸足でいつものサンダルで向かうことに。
まずはゴールの蓼科山の登山口に車を置いてスタート地点の観音平の駐車場まで電動バイクで向かうことに。電動バイクのバッテリーを2本積んでいるのでギリギリここまでは行ける距離。それも坂道がいっぱいのルートで充電が持つのが心配になりながら向かう。
最初は山を降りていくので電源も切り惰性で降っていけるので安心。でも下り切ってからはバッテリーを入れて進む。1本目のバッテリーを使って半分以上進んでたので、残りは節約モードでゆっくりとと2本目に切り替えたら電源が入らない!ちゃんと両方バッテリーを充電しているのにおかしい。バッテリーの残量を見ても使ってない方は満タン。でも動かない。解決策を悩んでバッテリーを差し替えればいいんだと。コレでなんとか残りを進める。
でも観音平までの登りが急斜面すぎて電動バイクではギリギリ登れる感じ。充電ももう少しで空っぽになるところでなんとか観音平の登山口に到着。もうこの時点で疲れてしまう。
真っ暗な中誰も登らない登山道を一人で進む。思ったより蒸し暑くこの先が思いやられる。
八ヶ岳縦走最初の山は編笠山 (あみがさやま)。以前下見できた時はこの一座だけで下山したのに今回はまだコレがスタート。真っ暗すぎて何も見えません。
遠い飲み屋の青年小屋到着。ここの手前の岩岩の場所が暗くって怖かった。
だんだん明るくなりかけてこの時間帯が大好きなタイミング。
雲海も見えてきてもう少し。
下界の町の明かりとコレからのぼるヘビーな赤岳のシルエットがいい感じ。
途中で出てきた鉄ばしご。長すぎてライトで照らしても先がどこまで続くか見えない。怖いからしっかり3点支持でゆっくり確実に。
日の出前にはるか向こうに見えた雲が犬の親子みたい。孤独だけど微笑ましくなって嬉しかった。空は明るくなってるけど登山道は日陰側で真っ暗でまだライトはつけたまま。
やっと日の出!
太陽からのパワーがすごい。一気に暖かくなっていく。
そしてやっぱり富士山が雲海の上からとにょきっと飛び出て感激。雲海と富士山が見えるので早朝から山に登るのがやっぱり楽しい。
明るくなってきてやっと登山客とすれ違う。
登ってきたルートを振り返るともうこんなに進んできたのかと。でもまだまだ先は長い。
赤岳に到着。八ヶ岳の最高峰。標高 2,899 m
高いから景色も最高!
だんだんガスってきて涼しくなってきたのはいいけど雷や夕立大丈夫なのかなーと不安になる。
スタートした時も真っ暗だけど遠くの空の稲光がピカピカしてて遠いからいいけど近くで光ってたらどうしようかと思ってました。
硫黄岳到着。相変わらずガスってて寒くて不安になる。
ここでコースを間違えて途中で気がついて引き返してここまでまた来てコース修正をした。ガスで視界が良くないからルートミスが起きちゃいますね。
距離が長いのにサンダルで挑んでるのでだんだん足の疲労が積もってきた。
さてどうしようなーー。このまま予定通り蓼科山まで行くパワーと時間がもうないかもと。
それなら蓼科山の手前でやめれば登山口まで行けるので車のところまで行けるな・・・
でもそこまで足がもたないな。
北八ヶ岳 ロープウェイ山頂駅まで行ってロープウエイで下山してそこから歩くのも距離があるな。
そうだ!麦草峠の白駒の池入り口有料駐車場はバス停があったからそこならタクシーが来てくれるかも?
そう決めてから麦草峠までが長いのなんの。
苔こけのルートでよく滑るしもう膝もガクガクでいつまで経っても辿りつかない。
やっとのことで白駒の池入り口有料駐車場についてバスの発券所でタクシーをお願いする。
今回ここまでしか辿り着けなかったのですが、次回はちゃんと準備して八ヶ岳完全縦走を目指したい。
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