お友達と2人で藤原岳〜迷い尾根〜竜ヶ岳と言うルートで登ル計画を。
まずは竜ヶ岳の下山予定の宇賀渓キャンプ場近くに車を1台置いて藤原岳登山口に向かう。
出発前にトイレに寄るとヒルを発見。でもまったく動かないんですが、息を吹きかけると狂ったようにダンスをし始める。噂通り2酸化炭素に反応するみたいですね。
登り慣れたルートで2人で登のでいつもよりハイペースで登る。お盆休みだから混雑しているのかと思ったら意外に人に会わなかった。
この真夏に曇りはありがたい。山の中だと霧の状態になって暑さをしのげて今回は登れました。お盆休みだというのにあまり登山客がいないのにはびっくり。
藤原岳頂上到着1時間15分かかりました。
以前お会いした人が1日でここまで4往復されたと聞いてこの1回登っただけで同じルートを上る気力が私にはわきませんでした。
ここから未開のルート。
竜ヶ岳に向かう迷い峠。今までに鈴鹿セブンマウンテン縦走をされた方がココは迷うと言おう噂を聞いてはいましたが、私も間違えてしまったようで気が付いて引き返す。
でも曇りの関係もあるのかGPSがあまりちゃんと動作せず、本来行くルートから離れたところを行っていたようです。
結構険しいルートで道案内の標識やテープがまったく見つかりません。
段々状況が怪しくなってきました。
段々行く手が険しい。
この後もっとキツいところに行ってしまい、飛びながら進んでいくのですが、そこの木が腐っていて転落。下に太い木がありなんとか滑り落ちずには済みました。頭を打ったようで耳の上のところから血が出ているのが分かり、体中が痛くこの状態のままでは先に進むのは不可能と感じ藤原岳に戻ることを決断。そうすると正規のルートに出ることが出来楽に帰ることができた。
下山前に休憩と思って買ってきたパンを出そうとしたら落下。すごくショック。
よく見ると足はこの時アブに食われまくってますね。疲れていたので体中の露出部分がアブにやられていたのに気が付きませんでした。
下山途中お友達が2名藤原岳に登ってくれて救援に来てくれたときにはびっくりしました。疲れてフラフラの状態で真っ直ぐ歩けないでいたのをリュックを引っ張って誘導してもらい何とか歩け、冷たい氷を持って来て頂き、脱水症状でもうろうとしていた意識の回復に助かりました。
救急車を呼んで頂き2合目から消防隊員が重い私を背負って下山して頂き本当に感謝します。普通に下りるのでも大変なのに私をおぶってなんてすごい体力だと感動しました。
救急車に乗せられいなべ総合病院につれて頂きレントゲンやCTの精密検査をし脱水症状だったので点滴を2本。家族にも連絡をしてくれて皆が集まってくれて大変申し訳ない。その後自宅に戻り翌日また病院に行って精密検査をしてもらいました。
肌を露出していたこところにいっぱいアブが肌を食いちぎって血を吸っていきました。2日目の夜が痒さで寝れなくなりました。
今回のコース
距離
平均ペース
カロリー
時間
高度上昇
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