アイアンマン70.3セントレア・ジャパン 2017

トライアスロン

アイアンマン70.3セントレア・ジャパン

今年もこのシーズンがやってきました「アイアンマン70.3セントレア・ジャパン

世界中で150のアイアンマンレースが開催されていますが、日本では唯一三重のお隣の愛知県のセントレアで開催。通常アイアンマンレースは長距離、長時間のレースで交通規制が大変な関係で田舎で開催する場合が多いのですが、空港を中心として、都会にも近い所で開催されるという珍しいレース。

※アイアンマン・ディスタンス スイム 3.8km  バイク180km ラン42.195kmとなりますがその半分アイアンマン70.3はスイム1.9km  バイク90km  ラン21.0975kmです。総距離約 113.1km (70.3マイル)
*制限時間スイム:1時間10分、バイク:5時間7分16秒、ラン:8時間

エントリー代も通常のトライアスロンよりも飛び抜けて高額で48,500円です。
1人で3種目全部できないという人用にリレー形式で3種目を3人で分担して参加する枠もありますので、マラソンだけ得意だから後の種目は友達に任せて出場と言う事も可能です。

全日受付

レース本番全日にはセントレアに行って競技説明とバイクチェックインとランの荷物を預けに行かないと行けません。空港はアイアンマンの垂れ幕で歓迎ムードで盛り上がってます。
全日受付 全日受付

毎回朝一番の説明会に行くのですがすごい数の選手が集合。この次の枠は英語で説明する枠。最終的に競技説明会は5回に分けて開催されています。
全日受付

受け付けを終了すると腕にタグが巻かれてゴール後にバイクを回収するまで外してはいけなくなります。写真の遠くに見えるのがセントレアの飛行機。

バイクチェックイン

新舞子に移動してバイクとヘルメットの車検を行い違反や故障がないかチェックしてもらい合格したら車検シールを貼ってもらう。車検後は自転車は持ち出せないので一晩ここに自転車を置いておく。気にする方はビニールカバーを掛けて保管する方も。

私は面倒くさがりなので当日の朝の荷物を減らしたいので、スイムのバックの方に入れて帰る。

ウイット・ レイモンド

そしてレース当日。
いつもの名司会ウイット・ レイモンドさんによる低音のいい声で会場の雰囲気が盛り上がっていく。BGMもクイーンやボンジョビ等丁度テンションの上がる曲を掛けてくれてありがたい。

レスキュー隊

海岸ではレスキュー隊がしっかりスタンバってくれて安心して泳げます。
バイク準備

当日の朝もバイク準備に皆さん必死です。バイクはメカニカルトラブルが発生為る恐れがあったり、レース時間が一番長く補給食を自分で持たないと行けないので準備に気を使います。

スタート前にポーズ

この日は曇りで肌寒く、水温19度でスイムウオームアップと言いながら水の中で震えてました。


愛知県大村知事のスターターでプロのアスリートスタート。ヘリコプターから花束が投下されるはずなのですが今年は見落としました。
スイムスイムスイム スイム スイム スイム スイム

 

今回満月でしたので大潮。非常に流れの速いところを遡って泳ぎ、ターンしてからは流れに任せて泳げるのですが、そのまま流されてしまう恐れがあるので岸に向かう方向を間違えないように必死に泳ぐ。

スイムコース

スイムのコースはこんな感じ。

スイムゴール

1.9Km泳ぎ切ってまずはスイムのゴール。砂浜に足を取られるので走るのがつらい。
ここからウエットスーツを脱ぎ身体を拭いてバイクにトランジション。審判を当日やっていた人から聞いた話では50人ほどがスイムでリタイヤしてたそうです。流れがきつくって泳ぎで力尽きた人が多数だったんですね。

バイク

続くバイクコースはこんな感じ。工業地帯を4周走るのはスピードも出て元気なときだからいいのですがこの後の一般道を通るぐねぐねコースがアップダウンも多くきつい。

バイク

今回からエイドに水だけではなくバームウオーターも頂けるのはありがたかった。通常トライアスロンをやるときは 非常に熱いので自転車の時はこのボトルの水を頭や首にかけて水冷して身体を冷やすようにしてましたが、今回は肌寒いくらいでほとんどかけなくてもよかった。

コースも以前より走りやすい様にカーブを緩やかにしてくれて接触事故が起こりずらくなっているのは助かりました。

ランコース

そして最後のラン。この時間になってくると日差しがきつく気温も上昇。
半田運動公園のトラックを2周してから場外を走ると言うのは新鮮でした。エイドやトランジッションで学生さん達がボランティアで参加してくれて熱い声援を送ってくれたのは非常にありがたかったです。

ラン ラン

2キロごとにエイドがあるのですが、そこでいつも水を含んだスポンジをもらい頭から水をかけながら暑さをしのぐ。今回炭酸飲料がレッドブルしかなく、本当はコーラが飲みたかったのですが・・・。トライアスロンはエイドが多いので何も持たずに走れるのがありがたいです。15キロ過ぎたぐらいの丘の上から見えるゴールの方向のセントレア空港の飛行機発着が見えるとあと少しと思い元気になる。今回は歩道橋を渡るというのもコースにあり膝が痛いのできつかった〜。

海岸沿いの堤防を走るここからも階段のカ所が何カ所かありきつい。

ゴール ゴール ゴール

そしてゴール。
アイアンマンのゴールはオレンジカーペットがひいてあって非常にかっこよくうれしくなる。この大会の副会長白戸太郎氏の熱い握手で今回も感動のゴール。司会ウイット・ レイモンドさんから私の名前を呼んでアイアンマンと大きなアナウンスでたたえてくれるのもすごくうれしい。

これで4年連続のアイアンマン完走ですが、このレースが世界的なレースだけに本当に感動する大きな大会でやめられないですね〜。60,70歳になってもこれは続けて出て行きたいですね〜。

今回のコース
コース

113.13 km

距離

6:14:36

合計時間

18.1 kph

平均速度

479 m

高度上昇合計

5,181 C

合計カロリー

 日焼け

パンツをめくり上げゲーターを下げる太ももと膝だけが真っ黒に日焼けしたサンドイッチの足が出来上がり。そして足は靴擦れがひどく歩くのもキツい。

バイクピックアップ

レース終了後シャトルバスに乗ってセントレアに送迎してもらいバイクとスイムとバイクで渡した荷物を頂きに行く。約1500人が参加ですから自転車1台100万円ぐらいだから1,500,000,000円ぐらいがここに置いてある感じですかね。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました