奥三河パワートレイルに出たいと思ったのが3年前2020年。距離が長いので一度に試走は難しいと思って3分割してスタート〜ゴールまで試走したんですが、距離が長いのに制限時間が厳しすぎる大会と聞いてて、試走で一部分しか走っていないのに3部門全部制限時間オーバーとなる。
そしてダメ元で去年エントリーして走ってチェックポイント最初の方でアウトかと思ってたらあれよあれよと調子よく進んで最後の棚山高原まで行けてそこで関門に引っかかってアウト。
前回の経験でどこのチェックポイントで制限時間は何時か?そしてコースの高低差が分かるようにしてザックにぶら下げて走るようにしました。今回これがあったおかげで常にこれで確認して先に進めたので安心して走れました。
大会当日3時にゴール地点からバスに乗ってスタート地点の茶臼山に向かう。
毎度ですがこの間がバスにゆられて熟睡して英気を養う。
そして茶臼山に着いたら現地は雨!
細かく天気を見てなかったのでびっくり。
スタート前には雨も上がってよかったーー。
スタート前にお友だちとも会えて緊張がほぐれました。
前回とスタートの場所が変わりコースもシンプルになってました。日の出後ですが雲がかかってる関係でコースがよく見えない。
雨でぬかるんでいるので皆さんのペースもゆっくり目。
コースの状態が悪いところはすぐ渋滞が。
いつもなら綺麗な風景の面ノ木風力発電所の所も霧で風車がよく見えない。
チェックポイント1の面ノ木ピットは10分前に到着。ココはいつも焦る。前回はココをオーバーしてしまいましたが、最初のコース誘導ミスがあってセーフで通過した。
そしてチェックポイント2の笹暮は1時間15分の貯金が出来た。このレースはあんまりガツガツ走ると後で辛いけど貯金がないと不安になるのでその駆け引きに悩みます。
ここからながーーい下り坂。
ココで飛ばすと膝に来るんですが程々にペースを保たないと距離が長いので悩みます。
これは雨に濡れたのでも水をかぶったのでもなく自分の汗でビタビタになった腕。
と言うのもこの時期のレースは暑さ対策をしっかりしないと行けないと、レース直前は走ると疲労が残るしサウナで疲労回復と暑さ対策を兼ねて毎日暑いサウナに入ってました。
おかげでこんなに大量の汗
汗で涼しくなるのですがこんなにいっぱい汗が出てミネラルも消耗するのでいいのか悪いのか悩みます。
この場所が前回通ったときからだいぶ開発されて景色が変わってしまいました。
他の場所もトレイルだった道が綺麗に整備されてるところも有りこんな山奥なのになんか寂しく感じます。
小松長江老人憩いの家チェックポイントの手前でヤギに癒される。
ヤギ可愛いから飼いたいなーと思ってるのですごく気になりました。
ココのチェックポイントは村総出で歓迎してくれるムードで嬉しくなります。
この五平餅が美味しくって。
エイドで配られるレッドブルもパワーが出るのですが、ココでは甘酒が出るので3杯も飲んじゃってこの後お腹がタプンタプンに走るのが辛くなる。
ここで1時間15分の貯金
そしてココでだいたい半分ぐらいが終了。下り基調のロードが終わって本格的に山道がスタート!
今までの貯金が負債になってしまうのかそれともラッキータイムになるのか?
ここからは岩古谷山・鞍掛山前と続くコース。お昼過ぎの暑い時間帯。でも今回はずっと曇っててくれたおかげで前回よりはまだ楽だった気がします。山頂近くなると気温も低くなって風も通り抜けてくれるので山頂に行くほど嬉しくなる。
ゴールが近くなるほどに山がイワイワしてきて険しくなる。そして景色が良くなってきてこんな高い所まで登って来たんだなーと。
鞍掛山までのルートがとにかくアップダウンの連続。鞍掛って何個鞍かけるんだ!と叫びたくなるくらいありました。
そして四谷千枚田のエイドに到着。
ここで貯金が30分になってしまう。
だからしし汁をいただいて直ぐにエイドを出て次へと向かう。
そう!前回次のエイドの棚山高原が制限時間オーバーで通過できなかった場所。ココは絶対通過したいので先を急ぐ。
暑いし大量の汗をかいているので顔を触るとジョリジョリと塩を吹いているのが分かる。
そして私を上り坂で軽快に追い越す変わった方が。
上半身裸にザックを背負っている。その方登りは強くって下りになるとペースダウンするので下りはその方にすみませんと言って追い抜かす。でも登りになると抜かれてしまう。
何度のすれ違うので裸にザックのおっさんだったので「ザック・ワイルド」と勝手に名付けてすれ違うときにザックワイルドすみませんと心で挨拶。
どのタイミングか忘れましたがお友だちが応援してくれて撮影してくれた写真。
そして棚山高原のチェックポイントに閉鎖3分前に入る事が出来た!
ココが前回通過できなかった場所だけに嬉しくってここから暗くなる時間でライトチェックをしてもらうのを焦りながらライトをつけて入る。
前回はココが最後のチェックポイントだったのでココを過ぎたら後はゴールが待っているとなってたのですが、今回はここから更にもう一箇所関所が出現。
ここからは下り基調でゴールを目指すので何とかなるだろうと。と言うか棚山高原を通過することを目的としてたのでこの後のことはよく考えてなかった。
最後の鳳来山がこんなにキツイとは思ってもみなかった。試走したのもだいぶ前で元気なときに登ってるので。
膝がガクガクで周りは真っ暗。もうこの時間でコースを走ってる人は私が一番最後にエイドを通過してるから最後尾。だから誰からも抜かれることもなくのんびりと歩き倒す。
途中コース誘導の人もこんな真っ暗の中私一人のために山の中でぽつんといてくれて感謝しながらありがとうございますと挨拶して通過。本音を言うともうゴール出来ないからココで回収して?っていいたいけど、こんな山奥だから一緒におりましょうと言われるだけだから坦々と歩くことに。
門を通過してもまだまだ真っ暗。
石段を下りていつまで経っても終わらない。調べたら1,425段あったみたい。膝がガクガクだから辛かった・・・。
最後のエイド門谷地区にやっと到着。もう誰も選手が来ないので私の為にあけてくれて水とお菓子を食べさせてくれて有難かった。ここから15分置きに来る回収車に乗せてもらってゴール会場に。
ゴールに回収車で来たときにはまだゴールしている人もチラホラ。そして制限時間になり石川さんからのご挨拶が。
去年もこのゴールをくぐれずに今年もまたくぐれずに終わることに。
動画でコース紹介。
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