七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭(お木曳行事)
20年に一度の一大イベント「七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭(お木曳行事)」に参加してきました。
市民会館前では早朝に桑名の芸者さんが三味線や太鼓と歌で盛り上げておりました。
本日の主役である伊勢神宮宇治橋の鳥居。これを桑名市民会館から七里の渡し場跡までの約 1.8kmを、2本の綱(200m)で奉曳。
大変ゆっくりなスピードで皆さんの掛け声と共の綱を曳き旧市街地を練り歩きます。
当初この日は予報では雨で予想されてましたが、かんかん照りのいい天気で、スタッフ
も観客の方々もフラフラに成ながらも七里の渡しまで到着。
春日神社前通過。沢山のお客さんが観に来ております。
七里の渡し到着。
この場所にこんなに人だかりが出来たのははじめて見ました。私はてっきり古い鳥居は撤去された状態で待ち構えていると思ってたんですが違うんですね。20年間お世話になった最後の姿を拝めてよかった。
吉之丸コミュニティパークでの解団式。
皆さんお疲れ様でした。
解団式が終わっても石取祭車はまだまだ太鼓を叩いて賑やかになってます。
帰り道に春日さんに寄ると奉納の品々が並んでおりました。
そして大型のクレーン車が鳥居の設置に向けて七里の渡しに向かってます。昔はこのような大型重機がなかったから鳥居を立てるのも相当苦労してたんでしょうね。
ちなみに今回頂いた木札が左で、前回伊勢で頂いたのが右側。角は面取りしてあるし伊勢神宮の文字も入りデザインもカッコイイ。
関係者に今回のお木曳行事について聞いたのですが、前回の20年前はトラックで鳥居をもっていって全然大掛かりなイベントではなかったようです。だからか!と。20年前だと桑名に私も居たはずなのにこんな大きなイベントだと分かるはずなのに。
ちなみに20年に一度の遷宮ですが、既に次の第63回神宮式年遷宮は平成45年(2033年)開催ですが、「お木曳」は2026年であと11年。20年のサイクルで遷宮が続いている歴史はすごいですね。