富士山の頂上に立つ
3年ほど前に青年会議所の事業として、子供たちを連れて富士登山に挑戦した事があった。でもその時は子供達が登頂する支援側でしたので、残念ですが下山すると言う子供たちをふもとまで送り届ける担当になったので私は当時頂上まであがれませんでした。
そんな経験でどうしても死ぬまでには頂上に登っておきたいという思いがあり、友達で8度ほど富士登山経験者に同行を願い今回行く事になりました。
桑名を出発したのが7月31日の深夜0時。高速道路が1,000円で済んだのはラッキーでした。ルートは富士宮ルート。なぜここのルートを選んだかと言うと、桑名から近いというのと、5合目のレストハウスが標高が高くそれにルートが短く短時間で登る事ができるから。
現地にはまだ真っ暗な4時30分に到着。5合目レストハウスの駐車場が満車で4合目まで降ろされ路上駐車。無駄に体力を消耗したくないのでレストハウスまでタクシーを拾いエネルギーを温存。
7時15分元祖七合目到着。段々みなさんお疲れ模様です。バックの空は既に雲が遥か下のほうに見えます。
九合目過ぎた所に大きな万年雪が。この辺りになると空気が非常に薄く少し動いただけで心臓バクバク!
九合目の次は9.5合目があるのです。その名も胸突山荘。ここに来た者だけがその意味を体感できる山荘です。この辺りからは少し動くだけで心臓のバクバクが止まりません。だから10歩ぐらい歩いたら5分ぐらい休憩の繰り返し。焦りは禁物です。と言うか無理が利きません。マイペースでゆっくり1歩1歩進めます。
ジュースの値段は400円になってきます。
こんな小さな子供もたくさん登っているのにはびっくりです。
10時45分無事山頂到着!!5時間25分でした。
ここでまた山頂でのお楽しみの食事タイム。
今にも噴火しそうな火口を見ながらおにぎりを食べました。 ふと横を見るともう一つ高い場所があるじゃないですか。剣ヶ峰3,776mの富士山で一番高い場所。
剣ヶ峰行くまでがまた急な坂。登り終わったと思っていたのに更に高い急な場所でまたまたゆっくり登りました。
ここの写真を撮るのに30分ぐらい順番待ちで撮れた写真です。この裏側が今では閉鎖されている気象庁の観測所がありました。こんな場所で職員の方が天気予報の為に1年中いたのかと思うと本当に感謝しないと思いました。
途中日が差していないときは寒く感じたときもあり、長袖もちょっと着ましたが、直ぐ天候がよくなってからはずっと半袖のままで頂上まで過ごせます。頂上で昼ぐらいにいたので一番温度が高い時間だったので下界の秋口のような温度かと思います。でも雲がなく直射日光がきついので肌へのダメージは相当来てました。休憩ごとに日焼け止めを塗ったのである程度は防げた感じです。
また富士登山までに登山関連で調べた情報で、森ガールが流行っているのに続き山ガールも流行っていると書いてありました。若い女性がパワーポイント巡りに山を訪れるそうです。本当かな~と本を読んでましたが、実際若い女性がたくさん富士登山をやってるのにはびっくり。本当に山ガールはたくさんいましたよ!山ガール探しの方は富士山の登ってみてはどうです?
登りはじめでこの草がやたらと群生して気になりましたので撮影しておきました。また頂上は寒いからバクテリアもいないからトイレの処理が大変だと言う事でしたが、意外にもハエがいたり蝶蝶が飛んでいるのには驚きです。
今回ご来光を見ない富士登山を計画して思ったのが、前回のご来光を見るために山小屋に1泊して登った時と比べ非常に楽に短時間で登れたと思いました。空気の薄い場所で泊まる事が逆に体への負担が掛かったからかもと。あまりゆっくり時間の取れないけど富士山を登りたい!と言う方はこのパターンがお勧めかもしれません。ご来光を見ない富士登山のいい所は、全工程がライトなしで風景がよく見えるので登っていて楽しい。昼ぐらいに頂上に着くので温かく過ごし易い。
また頂上でドコモしか電波が入らないと言う事だと思ってましたが、iPhone4からもツイッターを