「シークレット・レース ツール・ド・フランスの知られざる内幕」を読んで。
自転車が好きで、特に私はレースに出る事が好きなのでこの本を読むと選手目線で話が進んで行くので非常に興味深く読めました。世界一過酷な自転車レースツール・ド・フランスをどうやって走り抜くか。この本を読むとトップレーサーはみんなドーピングして走らないと完走できないぐらい過酷な状況のようです。
ランス・アームストロングとの駆け引きを話の中心的に進んでおりなかなか興味深いです。途中レースで骨折してもその痛みに耐えて最後まで走り切る根性は異常な精神力です。
私もレースに出ているとトップ集団にがむしゃらになってひっ付いて行こうと思っても、やはり体力や練習不足から脱落して行く自分。非常に情けない状況を何度も経験しているので、これがプロなら生活がかかっているので精神的苦痛は何かに頼らないとやっていけない事なんでしょうね。特に周りがドーピングしているのでは?と思ったら誘惑に負けてしまうのは時間の問題なんですね。
丁度今年はツール100周年。これからも健全なレースになってもらえるように選手のモラル向上を運営側がしっかりやってほしいですね。自転車乗る方は是非読んでほしい内容の本でした。
コメント