いなべ市ではふるさと納税の返礼品としてギターをプレゼントという記事を発見。
まさか三重県でギター工房があるなんて思ってもいなかったのでいなべの知り合いにお願いして連絡を取ってHATTA worksさんへ見学をさせて貰う事に。
全ての工程をお一人で作業されており工芸品の様に美しい。特にインレイ(貝殻を削って埋め込む装飾品)が非常に綺麗。八田さんはマンドリン制作の数少ない職人さんとして工房を立ち上げられてます。
非常に丁寧な作りに感動し最近エレキギターではなくウクレレが楽しくなってウクレレばかり弾いていたので八田さんにお願いしてオリジナルウクレレを発注することに。
〜今回お願いした仕様〜
・ボディサイズ ソプラノ、ソプラノスケール
・トップ ハワイアンコア
・サイド&バック ハワイアンコア
・ネック マホガニー
・ヘッドプレート エボニー/ ストライプエボニー
・指板 エボニー
・サウンドホール ロゼッタfホール/バインディング有り
・フィニッシュ ラッカーサテン サンバースト
ウクレレなのでハワイアンな鳴りのハワイアンコアで、現在使用しているのがコンサートサイズなので小さな可愛いサイズのソプラノ。ボディー形状はマンドリン職人さんなのでマンドリン型でサウンドホールはfホールでお願いしました。さてどんなのが出来るかの4月に発注を決定してからの10月に完成するまでの作業工程を紹介。
まずは一番大事な材料選びから。ハワイアンコアを何枚か用意して頂き、木目や色でこれはというのを選ぶ。カスタムギターを製作する上でこの材料から選ぶ事が出来るのが最大のメリット。
マンドリンの型にボディーをカット。
そしてfホールを付ける。ソプラノサイズなので穴のサイズが小さく作業が難しかったそうです
細かい作業工程はこんな感じで進んでいきます。
今回のウクレレでもう一つの特徴がネック部分のインレイ。
八田さんがインレイが得意なので昔からカッコイイのでインレイ付のギターに憧れていたので「ツリー・オブ・ライフ」のデザインでお願いしました。
実際フレットにいれて頂いたインレイはこちら。綺麗な光沢のある色合いで素敵に仕上げて頂きました。
サンバーストに塗装して虎目が綺麗に浮き出ていい感じになってきました。
そして世界に1本だけのマンドリン型ウクレレ 通称マンドレレが完成致しました。
今回私の無理な注文に快く作って頂いたHATTA worksさん。
ブリッジやネック等で修正が必要な場合アフターメンテも大丈夫ですよと言って頂き安心してマンドレレとお付き合いできそうです。
完成したマンドレレを弾いてファースト・インプレッション。
最近練習してないのでお聞き苦しいですのでご了承下さい。
ソプラノサイズでサウンドホールが小さいから音が小さいかと思ったけど思ったほどではなかった。
前から使ってたコンサートサイズの方と比べると堅めの音。もっと弾き込んでいくとボディーの鳴りが出てくることに期待。フレットもソプラノスケールで私の小さい指でも小さく慣れが必要な感じ。
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