運動しすぎてヒザをよく故障してたり、なぜか今年は肩が凄く凝り固まって痛かったので読んでみた。メインは運動不足の方向けの話ですが、筋肉の構造の話とか解説してありよく分かりました。
老化は足腰からとよく言いますが、30才以降下半身の筋肉は1%ずつ減って60才になると20才の頃の40%まで減ってしまうそうな。
私は40才までは運動しないでいて、段々体力が低下してくるのが気になってきてましたが、運動するようになって若い頃より筋肉質な身体になって、私はこの本に書いてある様にはなってないので安心しました。
また「肩こり」という言葉はどうも夏目漱石が作った単語のようで驚きました。昔の人は肩がこるような事が無かったけど、明治以降文化的な生活になって出てきた病気なんでしょうね。
またよく英語に肩こりという単語がないから英語圏の人は肩がこらないんだと聞いたことはありましたが、首のこりと肩のこりが分けられて実際には単語があるそうなのも知りませんでした。昔言ってた肩こりの英語がないという話は何だったんだろう?
結局いろんな痛いところを直すには運動しかないようですね。
痛いからとじっとして収まるのを待つのではなく、動かして筋肉をしっかり付けて骨をサポートさせるのが一番の治療みたいですね。
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