先日テレビで梅原 真さんの事の特集で感動したので本を読んでみました。
全国にある1次産業で素晴らしいものなのに情報が発信されず埋もれてしまって廃れてしまいそうなものが全国に沢山アリ、そこからのお助けの依頼を受けて「アカンヤンカ」マンの梅原さんがデザインでブラッシュアップして活性化するお仕事。
いい物を作っても、相手に伝わる表現をしないともったいない事になってしまうんですね。
この中で84(はちよん)と言うのがあります。
高知県の84%はCO2を吸収する森。そして製造品出荷額は47番目の経済県。
最近は騒がなくなってきたのですが、CO2排出量で問題視されていたのが、高知の森のおかげで日本の製造業を陰でバックアップしていると言う視点。
マイナスと思っていたことを長所としてプラスに考える視点の素晴らしさ。
うちのホテルもビジネスホテルなのに駅前にないというのは普通で言えば短所ですが、駅前にないおかげで広い駐車場はあるし、車で来るお客さんに便利なインターチェンジはすぐ近くと交通の便もいい。今となってはホテルチェーン店も駅前ではなくインターそばに建設することも多くなってます。
沢山の梅原さんの作品と共にそれまでの製作過程がまとめてあるので、どの商品も買ってみたくなる。
せっかく苦労して作った製品の物語が消費者にも分かるようなデザインにすることは重要だなと。
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