4年前に富士山御殿場コースを挑戦したけど雨と風で途中引き替えした無念のコース。
https://b-l.jp/sano/3314/
あれから富士山に登っておらず遂に再挑戦。
前もって山の状態を調べたらC判定。それに山頂から全てで雨でしたが到着した朝の状態ではBになっててよかった。
今回桑名を夜10時半に出発だいぶ早い時間に御殿場登山口に到着したのですが雨。とりあえず仮眠をとって様子を見る。
4時に起きて雨も上がってこりゃ大丈夫そう。準備をして明るくなって5時に出発。
以前より店が増えて賑やかに。
出発前の元気なうちに記念撮影。
雲の切れ目から麓の町が見えます。御殿場口新五合目は4つの富士登山ルートで一番低い位置からの出発。5合目といいながら標高1,450mで人気ある吉田ルートは標高2,300mから出発。以前登った吉田口の馬返しである1合目で標高が同じ1,450mなので実際は新5合目というだけで1合目からの出発のような物。
登りはじめて全く人がいない。曇ってるのでどこに向かって歩いてるのかもよく分からない。
キリがすごく前が全く見えない。前回の様に視界が悪く断念したときの感じがしてきてビビる。
時々人を見つけるとホッとする。足場は足が沈み混むので非常に体力を奪われる。
霧で何も写す物が無いので自撮りを。この時は雨が降ってたので体が冷えてきてレインウエアーを着込む。降り止むと暑いので脱いだりの繰り返しが続く。
なにか大きな音がせまってくる。垂直に登るブルドーザー。こんな斜面でもへっちゃらなんですね。
このルートは山小屋がないとはきいてたけど、本当に全くない。やっと見つけた新6合目の建物も営業していませんでした。
ずっと曇っていたのが急に視界がよくなり山頂がチラリ。でもまたすぐ雲に覆われる。
7合目到着。でもここも営業していない・・・。トイレにも行きたいのにきついコースです。
7合目半の山小屋はやっと営業していた。椅子がスノーボードで後ろの雲海を滑っている雰囲気に。
山頂まで1時間半の看板。この前あたりから空気が薄く、数m歩いては深呼吸を繰り返す。心臓のドキドキが止まらない。
この辺りから石がレンガのように赤くなっている。吉田口から登ると山頂近くは溶岩でごつごつなのに御殿場からだと溶岩の場所は無いんですね。
やっと山頂到着5時出発で12時到着で7時間でした。予定通り。
私がいつも富士山に登るのはこのパターン。昼に到着すると頂上が暖かい時間で過ごしやすい。ご来光後だと明るくって安心して登れる。そして弾丸で富士登山も可能。
今回の富士登山の目的の一つに御朱印を頂く事も。
山頂はそれぞれの入り口に鳥居が有り神聖な場所なんだなと改めて分かりました。
そして神社の宮司さんはこんな過酷な場所でもちゃんとした衣装で業務を行っているのに驚きです。今回せっかくなので平成30年というのと富士山頂上の入った物2つを頂1,000円でした。
いつもの様に頂上でカップヌュードルを頂く。お湯をいれて800円なり。この山小屋で食事をしていたらタバコを吸いまくる人がいるのにビックリ。ジュースの自販機もあるのには驚く。冬の間も屋外に置いておくのかな?
今回も頂上の剣ヶ峰にも来ました。人が並んでいなかったのですぐ記念撮影できた。
今回やりたかった事がもう一つ。お鉢めぐり。
1周2.6キロの火口をぐるりと回る。約1時間半かかるコース。
簡単だろうと思ったけど結構な距離。それにアップダウンがあるので登りになると息が切れて休憩を入れないと歩けない。
丁度剣ヶ峰がバックで見える所でいつものジャンプを。天気もよい状態で気持ち良かった〜。乾燥しているので髪の毛も全部ぶっ飛んでます。
御殿場コースは登りも登山者が少ないので帰りもガラガラ。人がいなさすぎてこのコースで本当にいいの?って心配になる。
7合目以降から下山コースに入る。このコースのすごいのがとにかく真っ直ぐでの大砂走り。トランポリンのようにフカフカの砂をずぼずぼにハマリながら走ってイッキに下山。
その時晴れ上がった麓の景色がすごく綺麗で感動。写真ではこの凄さが伝わらないのが残念。
綺麗な景色をバックに。
登山中全く見れなかった富士山の全景がお風呂に入りに行った帰りにやっと見れてこのすごいところを下から上まで、そして上でぐるりと一周したんだなと、今さらながらすごい事やったんだと感心。
今回のコース。
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